グループMDの力を活かすSEの商品本部で住メーカ‐と組んで新しい商品を企画し、生産し、供給していくチームMDIを進めている。
もちろん、そのバリエ‐ションとして、弁当・惣菜メーカー同士が作る「日本デリカフーズ協同組合」のように、メーカー側がすでに組織化された供給体制を整えている場合がある。
そういう場合、SE側はこの組織とチームMDを進める。
もうひとつ、商品本部で力を入れているのはグループMD、すなわちイトーヨーカ堂グループとのチームMDの情報の共有化である。
イトーヨーカ堂やヨークマートも、それぞれチームMDを実施している。
そこで、それぞれの企業がもつ生産地情報、原材料情報、工場情報、コスト情報、価格情報などあらゆる情報をつきあわせる。
より安く、より品質の良い材料や商品調達が可能になるし、より熱心なメーカーから共同購入を行なうことで、コストはさらに下がる。
もちろん、スーパー、総合大型店舗と、コンビニエンスストアの需要は違う。
だが共通部分について、あるいは補完する部分については、徹底的に共同の行動をとることでコスト削減を目指しているのだ。
たとえば原材料の野菜や肉。
イトーヨーカ堂の店頭で並べれば、それらは原材料ではなく、そのまま商品だ。
ある程度の大きさ、形のチェックが必要になる。
しかしコンビ二の弁当の原材料として考えれば、大きさ、形は関係ない。
そこでグループ全体で一生産者と契約し、形のよいものはスーパーが、形の悪いものはコンビニの惣菜メーカーが引き取るようにすれば、双方がコストを引き下げることができる。
グループMDは規模のMDということもできる。
もちろん、海外のメーカーが相手の場合でも、SEのチームMDはまったく同じ機能を果たしている。
日本人の消費者の噌好に合う味を、SEの要求海外との提携による商品開発・商品調達も、SEのチームMDの対象だ。
たとえば欧州のメトログループとの提携関係では、3力国3000店という、メトロがもつグローバルなネットワークを利用した海外商品の調達に成功している。
これまでにワインやアイスクリームで実績を積んできた。
ほかにも、ネスレ、コカ・コーラなどのグローバル企業とは、日本法人とではなく海外の本社、生産基地と直接、強い協力体制を築いた。
たとえば青果についていえば、グループで3チームが調達に参加する。
毎週1回の分科会のほか、月に1回の全体会議を開き、それぞれのチームMDで得た情報を共有化、グループとしてより効率よく行なえる部分はないかをチェックする。
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